物件検証時には、電気容量も確認必須!
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「電気容量」は、物件選びで重要なチェックポイントの一つです。
職種によって、必要な電気料は異なる
雑貨店と美容室を比べたら、必要な電気料は異なるように、職種によって、必要な電気料は異なります。
例えば、美容室なら、とりわけ電気量が必要となります。
美容施術に必要なドライヤーは極めて多くの電気容量を必要とします。
店内で頻繁に満席の状態となる場合、ドライヤーだけではなく、人間そのものが発する熱量なども関与して、エアコンも通常の業種よりパワーが大きなものでなければ、効力を満足に果たしてくれません。
以前入居していった業態がごく普通の一般事務所だったり、あまり電気を使わずに済む様な職種の店舗であった場合、注意が必要です。
「電気容量が足りない」という問題に直面する可能性が高くなります。
電気容量をアップする為にかかる費用は、想像以上に高額!
もし、電気容量が不足するような物件を選んだ場合、店舗工事の段階で物件の電気容量をアップしなければなりません。
容量アップが簡単にできるような物件もあれば、そうでない物件もあります。
物件によっては、電気容量をアップする為にかかる費用が想像以上に高額になってしまうこともあります。
過去の事例から見て、電気容量問題だけで当初の予算より30~50万円ほどかかってしまったというケースは少なくありません。
しかし、電気容量について専門知識に乏しい開業者がしっかり判断することは、とても難しいでしょう。
気に入った物件に出会えたのなら、必ず店舗設計者や工事業者などの専門家に判断してもらうことが重要です。
物件選びの際は「電気容量」に意識を向けること
開業者はイメージ先行で物件を吟味する傾向が強いのですが、イメージだけでの安易な物件探しは危険です。
開業における物件選びの際、「電気容量に意識を向けること」は重要です。
「電気容量がお店を運営をしていく上で、十分に足りている物件なのか」
「足りなかったとしても容易に容量アップができそうな物件なのか」
これらの疑問を念頭に置いて、物件を検証しましょう。
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[(出店の)対象物件に付帯する設備状況に目を向ける]