bh 飯島由敬・著書ご紹介–
開業するには、自己資金が少ない?
公的融資を受ける上で、開業者さんが先天的に悩む要素が「自己資金の少なさ」ではないでしょうか?
多くの開業者さんは、自己資金が少ないから開業は無理だと考えてしまうようですが、実は自己資金が少ないから開業は無理だという考えは思い込みなのです。
日本政策金融公庫や銀行融資の「創業融資」というものを検討しましょう。
ゼロからイチを生み出す際の強力な手助けが創業融資です。
日本政策金融公庫のパンフレットには、原則として自己資金額の10倍までの額面を創業融資として貸せるとしています。
創業融資の審査基準は、「開業前と比べてどれだけ報酬がアップできるか?」という点を特に重要視しています。
例えば、労働時間が長いにもかかわらず、世の中の一般的な基準で考えると、報酬は仕事量の割に低い職種の場合、融資機関側の判断基準では、「開業前に比べ、開業後は報酬が上がる。報酬が上がれば、貸したお金はしっかり返済してくれる」職種だと捉えています。
報酬が上がれば、返済も確実、この考え方なのです。
「自己資金が少ないから多額の融資は不可能」これは至って思い込みです。
もちろん計画性がしっかりとしていることが前提ですが、以前より報酬が上がるような計画性があれば、融資は可能なのです。
そのため、「自己資金が少ないために多額の融資は不可能かもしれない・・・」
という考えは開業者さんの思い込みです。
もちろん、ただ開業を実現させるだけが目的の計画では論外です。
開業後の自分がどうなっていきたいのか?どうなりたいのか?
これを明確にした上で、しっかり計画を立てて申請すれば、融資機関は多大なる力を貸してくれます。
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