bh 飯島由敬・著書ご紹介–
店舗イメージ(空間コンセプト)は、理想を追求する為の舞台
自分の持つお店なら、自分の好きな空間を作りたいと考えることが多いと思います。
木に囲まれた、都会的に、古民家風に、カフェ風に、等々、単純に自分の好きな店舗イメージですね。
しかし、これでは場合によっては本当に店を利用してもらいたい客が得る体感がブレてしまうことにもなりかねません。
店舗経営をする以上、お客さまに選ばれなければ話になりません。
来店してほしい理想客が、どういった空間を最も喜ぶのかを考える必要があると思いませんか?
目指す店の空間イメージ(空間コンセプト)とは、理想客が好きな空間でもあり、同時に自分も好きな空間であるべきです。
店構え先行でコンセプトと捉えてしまうと、もしかしたら、これは自分が最も来てほしい客が好きな空間ではないかもしれません。
第一優先は、理想客の為であり、自分の基準は二の次ではあるけど、大好きな路線ベスト3程度の世界観ならOKという感じでしょう。
そのため、「店舗イメージ(空間コンセプト)」を描く前に、「開業のコンセプト」をしっかりと考え掲げる必要があります。
自分が理想とする客とは、どういった人か。自分が理想客のために何が提供できるか。
目指す役割を明確にし、それを提供する為に最もベストな店舗空間が店舗のイメージとなるべきです。