オープン告知のチラシ発注・配布時期は、いつ頃がよい？

オープン告知のチラシ発注・配布って、いつ頃からするのがよいのでしょうか？
よくあるのは、店舗完成後、わずか２～３日でオープンし、その直前の段階で、慌てて名刺やショップカード、DM、チラシ、ポイントカードなどを発注するというパターン。
しかしそれでは、遅すぎます。オープンのずっと前の段階から精力的にチラシ配布し拡散しなければ効果は少ないのです。
「広報活動」すなわち「お店の存在を知らせる仕事」を、オープン直前の数日間で行うのは、準備不足です。
オープン告知に関しては、情報拡散は早ければ早いに越したことはありません。

お店を見かけただけでは来店動機にはつながらない

意外と店周辺を行き来する人であっても、お店の新規スタートという事態にはまるで気づかないこともあります。
どんなに素敵な店構えが完成したとしても、特に新しくお店を選ぶ（変える、探す）という客の心理として、店自体を外から見かけただけでは決して来店動機には繋がりません。
客予備軍となりうる人たちに、店の良さやウリの部分を大いに知ってもらうための手段として、チラシ配布、ホームページ、ブログなどを使い、お店の存在を知らせる努力をすべきなのです。

広報物の打ち合わせには、思ったより時間と労力がかかる

ポスティング用のチラシやパンフレットなど広報のための印刷物などは、どんなに遅くともオープン３週間前から配り始めるべきです。
すなわち、まだ工事中の段階から、各種印刷物が完成し、すでに手元に届いていなければならないということです。
そのためには、各種印刷物に記載すべき重要情報や戦略のアイディアなど、かなり前の段階からグラフィックデザイナーや印刷会社と打ち合わせが進められている必要があります。
これら紙媒体、広報物の打合せというのは、実は開業者が想像しているより、多くの時間と労力を要します。